ごはん便り

身近に手に入る食材を使って、気軽に作れるおうちごはん

豚もやし入り餅巾着

豚もやし入り餅巾着

餅入り巾着にもやしと豚バラを入れておでんの出汁で煮ています。歯ざわりの良いもやしと豚バラの旨味、出汁をたっぷりと吸ったとろける餅のハーモニーがたまらなく美味しい。まだ昭和のころ、料理研究家・土井善晴さんのお父様である、故 土井勝さんが紹介されていたレシピだとか。結婚して間もない頃義母から教わった、我が家のおでんには欠かせない一品です。

材料(4個分)

  • 油揚げ(7×13cm程度の物)2枚
  • 豚バラ肉         30g
  • 餅            2個
  • もやし          50g
  • おでんの出汁       適量
  • 爪楊枝          4本

作り方

    1. 鍋に湯を沸かしもやしをさっと茹でる。
    1. 油揚げは半分にカットし、さっと茹でて切った口を開けて破らないよう気を付けながら袋状にする。

    2. 豚バラは食べ易い大きさに切って4等分しておく。餅は半分にカットしておく。

    3. ②の袋状にした油揚げにもやし・豚バラ肉・餅をそれぞれ1/4づつ入れて爪楊枝でとめる。
    4. おでんの鍋に入れて餅が柔らかくなるまで煮る。

お餅は丸餅でも角餅でもお好みのものをお使いください。一般的に関西は丸餅、関東は角餅が一般的と言われています。これは江戸時代、江戸の町の人口が急増した事により高まる餅の需要に供給を間に合わせるために、それまでの丸餅に比べ、手早く作れる方法として考え出されたものなのだそうです。