父の日の定番、みんな大好き 我が家の餃子
我が家では父の日には餃子を焼くのがお約束。餃子に入る具材は豚ミンチにむき海老、干し椎茸にキャベツや白菜にニラ、生姜‥‥。ごくごく普通の餃子なのですが、これが、実に美味しいのです。
今から30年近く前、今は亡き中華の鉄人 周富徳さんがテレビの料理番組で、中国の家庭でよく作られる本格的な餃子として、周さん家の水餃子を紹介しておられました。
番組の中で「子供の頃は親を手伝ってみんなでこの水餃子を作ったんだよ」と話しておられたと記憶しています。早速真似して作ってみたらほんとうに美味しくて、それ以来餃子といえばこの「周さん家の水餃子」を元にして作る様になりました。
ただ、オリジナルのレシピは皮から作る水餃子。初めて皮から作った時は、一つ一つ皮を伸ばすのが大変で、何と5時間もかかってしまいました(汗)
そういう事もあって、皮は市販のものを使い、水餃子ではなく焼き餃子にして作り続けています。
何回も作るうちに、使う野菜の量もだんだん増えたりしているので、かつてテレビで拝見した時と全く同じレシピではありませんが、加える調味料と手順はほぼ同じです。
成長して家を出た子供達が「うちの餃子のレシピ教えて!」と言って来る、帰省する時の食べたい料理のリストに必ず上がる、家族みんなが大好きな、我が家の餃子です。
材料(餃子の皮100枚分)
- 豚ミンチ 300g
- むきえび 100g
- キャベツ又は白菜 300g
- 玉ねぎ 150g
- 干し椎茸 10g(水に浸し絞って約30g)
- ねぎ(みじん切り) 30g
- 生姜(みじん切り) 20g
- ニラ 100g(1束)
- 餃子の皮 100枚程度
- ⭐︎砂糖 大さじ1.5
- ⭐︎塩 小さじ1/3~1/2
- ⭐︎胡椒 しっかり目
- ⭐︎片栗粉 大さじ1.5
- ⭐︎ごま油 大さじ2
- ⭐︎醤油 大さじ1.5
- 餃子のたれ 適量
作り方
- 干し椎茸はあらかじめ水に浸して戻しておく。(早く戻したい時は、砂糖をひとつまみ加えたぬるま湯に浸すと早く戻ります)
- キャベツor白菜・①の干し椎茸の水気を絞ったもの(浸した戻し水は捨てずに取っておく)・玉ねぎ・ねぎ・ニラはそれぞれ粗めのみじん切りにしておく。生姜はすりおろすか細かめのみじん切りにしておく。むきエビは背中のワタを取り除き、包丁で叩いて粗めのみじん切りにする(粒感が残るくらいで止めると食感が良い)
- 大きめのボウルに豚ミンチと②のニラ以外の食材を入れ、⭐︎印の調味料を全て加え手で良く混ぜる。(下図左の写真を参照)繊維の筋が出るくらいよく混ぜる。(下図右の写真を参照)
- ③を良く混ぜたらニラを加え混ぜる。小皿にひと口分乗せ、レンジで30秒〜40秒加熱し、味見をする。薄いようなら調味料を少し足し調節する。(この時点で美味しいと感じる程度に味をつけておく)
- 取っておいた干し椎茸の戻し汁を、指を使って皮の縁にごく少量塗り、④の餡を餃子の皮にのせて包む。(一枚あたり7g〜10g程度の餡を乗せると包みやすい)この時トレイに薄く小麦粉や片栗粉を振り掛けておくと引っ付きにくくなる)
- 熱くしたテフロン加工のフライパン又はホットプレートにごま油(分量外)を加えなじませ、餃子を並べ、底の部分に軽く焼き目が付いたら熱湯を加え(餃子が半分くらい浸かる程度の量)、蓋をして蒸し焼きにする。
- 水分が飛んでパチパチと音がして、底部分にいい焼き色がついてきたらごま油を少量回しかけ、お皿に盛り付けお好みの餃子のタレをつけていただく。
餃子のタレにもいろいろありますが、我が家の定番は酢醤油ベースのタレ+ごましゃぶのタレ+ラー油。コクがあって餃子にとってもよく合います。ベースの酢醤油はエスビー食品 李錦記 餃子のタレ、これにミツカンごましゃぶとラー油をブレンド。酸味とコクと辛味が合わさって、美味しい餃子がさらに美味しくなりますよ!