翡翠なすってどんななす?
淡い緑色をしていてぽってりとした長卵型の翡翠茄子は、日本生まれの数少ない在来種の茄子。一般的な茄子に比べて倍以上の大きさがあります。
最近は夏になるとスーパーの野菜売り場でも見かけるようになりました。
左の淡緑色の茄子が翡翠なす(300g程度)、右が少し小ぶりな普通の茄子(1個当たり120g程度)
果肉は柔らかで、アクや苦味が少なくほんのり甘みもあり、加熱するとトロトロの食感が楽しめます。
漬物や煮物、焼きなすに炒め物、揚げ物と何でも美味しく頂けますが、油との相性は抜群!揚浸しやステーキにするとトロトロの美味しさが堪能できますよ。
油と合わせると美味しい翡翠茄子ですが、今回は少し趣向を変えて、トロンとした食感を楽しめるさっぱりメニューをご紹介します。
翡翠(ひすい)なすのベジそうめんの作り方
材料(2人分)
- 翡翠(ひすい)なす 1個(300g程度)
- 片栗粉 大さじ2〜3
- 麺つゆ(濃縮2倍) 100cc
- 冷水 100cc
- 生姜(すりおろし) 適量
- 大葉(千切り) 適量
- みょうが(小口切り) 適量
作り方
- 鍋にたっぷりの湯を沸かしておく。麺つゆと冷水を合わせ冷蔵庫で冷やしておく。
- 翡翠なすは皮をむき、縦に2mm程度の薄切りにしてから更に縦方向にカットして細切りにする。
- 細切りにした②をキッチンペーパーでそっと包んで水気を取り除き、ビニール袋に入れて片栗粉を加え、空気をたっぷり含ませ袋の口を閉じてシェイクし、薄く満遍なく粉をまぶす。(片栗粉は出来るだけ薄くまぶす)
- ①の湯が沸いたら、ごく薄く片栗粉をまぶした③をひと摑みづつ加えさっと混ぜ、10秒ほど茹でてザルに上げる。これを繰り返す。
- ④を全て茹でたら冷水に取って冷まし、器に盛り付け生姜・大葉・みょうがをトッピングし、冷蔵庫に冷やしておいた①の麺つゆを注いで頂く。
きめが細かくビッグサイズな翡翠なすの特徴を活かした、ひんやり美味しい夏のご馳走です。細切りにした茄子を麺にしているので、糖質が気になる方にもぴったり!