材料(作りやすい分量)
- しいたけ 2パック
- 浅い盆ざる又は干物用干し網 直径40cm程度
※浅い盆ざる(図-1)又は干物用干し網(図-2)の代わりに、平たく浅めのお菓子や段ボールの箱に古新聞を敷いたもの(図-3)でも代用できます。
作り方
- しいたけは洗わずに、ゴミなどが付着していればキッチンペーパーなどでそっと拭い取る。(ひだの部分のごみは、ひだを下にして手で軽く叩くと取れる事も)石づき(軸の根元)部分に汚れやゴミが付着していればその部分だけ包丁で切り取る。
- しいたけの軸を取り、かさの部分を5mm幅程度にスライスする。かさ部分を切らずにそのままでもOK。
- 軸はそのままでも良いが、料理に使いやすいように縦に裂いておく。
- 浅い盆ざる(図-1)や干物用干し網(図-2)又は古新聞を敷いた浅めの箱(図-3)に、しいたけとしいたけの軸を重ならないよう敷き詰め、陽の当たる場所におく。
- 夜は湿気が出るので日が暮れる時間には室内に取り入れ、翌朝また陽の当たる場所に出して干す。(夏は1日〜3日程度、冬は3日〜5日程度)
- 数日干して、しいたけが完全に乾いたらジップロックなどに入れて、常温で保存する。(日付けを書いておくと良い)
(図-1) (図-2) (図-3)
軽く炙って醤油を垂らすだけでもすごく美味しいしいたけですが、生の状態よりも干した方が栄養価は高くなります。市販の干ししいたけも、屋内で乾燥させた物などは買ってから自宅のベランダに出して陽に当てても栄養価が上がるとか。使う少し前に陽に当てても良いようです。
私は使いやすさ優先でスライスして干していますが、味的には丸のまま干すのがおすすめです。味にもこだわりたい方はそのまま干してお使いください。軸も旨味と栄養たっぷりなので捨てずに一緒に干します。
干す時に使用する浅いザルは、浅いダンボールやお菓子の箱などでも代用できます。その場合は新聞紙などを箱に敷いてからしいたけを広げて干してください。容器が軽すぎると干したしいたけが風で飛ばされる事があるのでご注意ください。
干す期間は季節によって変わります。真夏の炎天下であれば1日で完全に乾いてしまうこともありますが、冬は数日かかります。干す時は天気にもご注意ください。
干ししいたけの戻し方
美味しく頂くという観点からは、干ししいたけは水に浸して一晩おくのが一番良いのですが、「急に使いたい」「水につけるのを忘れた」というような時には、ぬるま湯に砂糖ひとつまみを加えたものに浸すと早く戻ります。戻し汁にも旨味と栄養がたっぷり含まれているので捨てずに煮炊きものにお使いください。
スライスして干した物は煮物やスープに乾燥したままの状態でパラパラと入れてもOKです。
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