ごはん便り

身近に手に入る食材を使って、気軽に作れるおうちごはん

たっぷり茄子で自然なとろみ イタリアンビーフシチュー

たっぷり茄子で自然なとろみ イタリアンビーフシチュー

シチューといえば、小麦粉とバターを混ぜたブールマニエや片栗粉でとろみを付けるのが一般的ですが、小麦粉もバターも使わずになめらかな口当たりで自然なとろみのシチューが作れるのをご存知ですか?秘密はたっぷりと加える茄子。みじん切りにしたなすをじっくりと煮る事で、なめらかさと自然なとろみを生み出しています。レモン汁がはいっているので、あまりしつこさを感じないのもポイント。ご飯にもパンにもパスタにも合うヒトサラです。

材料(4人分)

  • 煮込み用の牛肉     400g〜500g
  • 玉ねぎ         中サイズ1個(200g程度)
  • ニンニク        大きめ1片(10g〜20g)
  • なす          2〜3本(200g〜300g)
  • トマト         中サイズ2個(200g〜250g)
  • 人参          1/2〜1本(100g程度)
  • じゃがいも       2〜3個(200g〜250g)
  • セロリ         10cm程度(40g〜50g)
  • きのこ類        80g程度
  • ししとう        10〜12本(50g程度)
  • オリーブ油       大さじ4+大さじ1
  • 白ワイン        150ml
  • 固形コンソメ      1,5個
  • 水           400ml(2カップ)
  • ⭐︎トマトピューレ    150g
  • ⭐︎トマトケチャップ   70g
  • ⭐︎レモン汁       大さじ2(小さめレモン1個分)
  • 塩コショウ       適量

作り方

  1. 玉ねぎとニンニクはみじん切りにしておく。茄子は皮をむいて水に数分漬けてアクを抜き、みじん切りにしておく。(フードプロセッサー にかけると早くできて便利です)トマトは皮を湯むきしてサイコロ状にカットしておく。牛肉は塊であれば大きめの一口大にしておく。

  2. 鍋にオリーブ油を大さじ4加え、みじん切りにしたにんにくを入れて弱火にし、ニンニクの香りが立ってきたらみじん切りにした玉ねぎとナスを加え、中火にして炒める。
  3. ②がしんなりしてきたら白ワイン・水・固形コンソメ・サイコロ状にカットしたトマトを加え煮る。
  4. フライパンを熱しオリーブ油大さじ1をなじませ、カットした牛肉をこんがり焼き目がつくように焼いたら③の鍋に加える。鍋が沸騰したら火を弱めて蓋をして30分〜40分程度煮る。(スネ肉を使用した場合は長めに煮る)
  5. ④を煮ている間にじゃがいもは皮をむき、セロリは筋を取り除き、人参と共に食べやすい大きさにカットする。きのこ類は石づきを取り除き食べやすくカットするか小房に分けておく。ししとうはヘタをカットしておく。
  6. ④の鍋にカットした人参・セロリ・じゃがいもを加え、⭐︎印の調味料を加えて更に30分程度煮込み、じゃがいもが柔らかくなったらきのこ類も加え数分煮込み、最後にししとうを加え1分ほど煮る。味を見て塩コショウで味を整えたら器に盛り付ける。

    多めに作ったら、翌日はパスタに乗せて美味しくいただきます。

煮込みに適した牛肉は、一口大にカットした「カレー用」の肉や、拳大ほどの大きさの「スネ肉」などがありますが、「ステーキ用」の厚切り肉でも美味しいビーフシチューを作る事ができます。2〜3cm程の厚みのある輸入牛肉であれば使いやすいので、お肉売り場でお安くなっていたら是非お試しください。