ごはん便り

身近に手に入る食材を使って、気軽に作れるおうちごはん

鶏肉のかぶら蒸し

鶏肉のかぶら蒸し

かぶら蒸しといえば白身魚を使うのが一般的ですが、鶏肉を使っても美味しく作れます。ふんわりとした口当たりのすり下ろした蕪に、出汁の効いた餡が絡んでとっても美味しい。寒くなると甘みが増す冬の蕪(かぶら)で是非どうぞ。

材料(2人分)

  • 蕪(かぶら)     200g(中サイズ1個又は小2個程度)
  • 人参         10g〜15g
  • 銀杏(あれば)    6〜10個程度
  • 乾燥キクラゲ(あれば)2g(戻して8g〜12g)
  • 三つ葉        6本〜8本
  • 鶏肉         50g〜60g
  • おろし生姜      小さじ1
  • 塩          少々
  • 酒          小さじ1
  • 卵白         1/2個分
  • ⭐︎出汁        100ml
  • ⭐︎醤油        小さじ2
  • ⭐︎みりん       小さじ2
  • ⭐︎酒         小さじ2
  • ⭐︎塩         小さじ1/4
  • 水溶き片栗粉     片栗粉小さじ2+水小さじ2を合わせた物
  • ゆずの皮(あれば)  適量
  • わさび(お好みで)  適量

作り方

  1. ニンジンは千切りにしておく。きくらげはぬるま湯に20分程度浸して戻しておく。ミツバはさっと洗って軸を3cm程度にカットし軸と葉に分けておく。(三つ葉の葉の部分は最後にトッピングに使用する)鶏肉は1cm程度の厚みの小さめ一口大にカットし塩少々・酒小さじ1・おろし生姜小さじ1を揉み込んでおく。

    (中に入れる具材は、カブラ・鶏肉・卵白以外はお好みで調節してください)

  2. 蕪は皮ごとすりおろし軽く水気を切っておく。
  3. ボウルに卵白を入れて泡立て器でもったりとするまで泡立て、

    (写真のように全体に白っぽくなれば良い。製菓用の泡立て器であれば1〜2分程度で白っぽくモッタリとした泡が出来る)

    ②のすりおろした蕪(カブラ)を加えて混ぜ、更に①(三つ葉の葉以外)と銀杏を加えてさっくりと混ぜて耐熱用の器に一人分ずつこんもり盛り付ける。
  4. 器に盛り付けた③にレンジ用のフタ又はラップをふんわりかけ、600wの電子レンジで1分30秒〜2分程度加熱する。(蒸し器を使用する場合は、蒸し器用の鍋に湯を沸かし蒸し器を乗せ、器を入れて蓋をして強めの火で10分〜15分程度蒸す)
  5. 小鍋に⭐︎印の調味料を全て入れ火にかけ、沸騰してきたら火を弱めて水溶き片栗粉を様子を見ながら加えとろみをつけあんを作る。
  6. ④に⑤のあんをかけ、みつばの葉を乗せ、お好みで刻んだゆずの皮やわさびを添えていただく。

卵白は冷凍が出来るので、丼などに黄身だけ使用した時などに余った白身を小袋やラップに包んで冷凍しておくと、卵白だけ使用する時に解凍して使えて便利です。

鶏肉を白身魚の切り身に変えても美味しく作れます。その場合は白身魚に塩を振り、15分程度置いて出てきた水分を拭き取り器に入れ、泡立てた卵白・すりおろしたカブラ・具材を合わせた物を乗せて蓋又はラップをしてレンジ加熱し餡をかけ三つ葉の葉と刻んだゆずを乗せていただきます。