ごはん便り

身近に手に入る食材を使って、気軽に作れるおうちごはん

フィリピンの家庭料理 アドボ

フィリピンの家庭料理 アドボ

フリピンの国民食「アドボ」は子供達が小学生の頃の学校給食の定番メニュー。我が家でもみんな喜んで食べてくれました。煮汁も美味しいので、捨てずにご飯にかけて最後までお楽しみください。

材料(2人〜3人)

  • 鶏手羽元        4本〜5本(250g程度)
  • 鶏もも肉        1枚(250g〜300g)
  • にんにく        3〜4片(25g〜30g)
  • 玉ねぎ         中サイズ1/2個分(100g程度)
  • ゆで卵         2個〜3個
  • ⭐︎酢          大さじ3(45ml)
  • ⭐︎醤油         大さじ3(45ml)
  • ⭐︎酒          大さじ3(45ml)
  • ⭐︎砂糖         大さじ1〜2
  • ⭐︎水          50ml程度
  • ⭐︎ローリエ       1枚
  • 塩胡椒         適量

作り方

  1. 鶏もも肉は食べやすい大きさにカットし、鶏手羽肉と共に塩胡椒しておく。にんにくは皮をむいて根元を切り、縦半分にカットして芽の部分を取り除きスライス、玉ねぎはスライスしておく。
  2. フライパンを熱し、①の鶏肉を皮目から焼きこんがり焼き目をつける。(鉄のフライパンや鍋を使う場合は油を少量馴染ませてから焼く。
  3. ②の両面にこんがり焼き色がついたら一旦取り出し(中は生でよい)、火を弱めて①のにんにくを加え焦がさないよう炒め、にんにくの香りが立ってきたら玉ねぎを加え、玉ねぎが透き通るまで炒める。
  4. ③のフライパンに一旦取り出した鶏肉を戻し、⭐︎印の調味料を加えて火を強め、煮立ってきたら弱火にして蓋をし15分程度煮込み、肉の上下を返したら蓋をして更に5分程煮る。
  5. ④が煮えたら蓋を取り、火を強めて5分程煮詰め(この時点でだいぶ煮詰まっていたらそのまま盛り付ける)、殻をむいて半分にカットしたゆで卵を添えていただく。

このレシピでは、お子様や高齢の方にも食べ易いように手羽元と鶏もも肉両方を使っていますが、お好みで全て手羽元で作っても美味しいです。又、豚バラ肉のブロックでも美味しく作れます。

本来の「アドボ」は酢に肉を漬け込んでから調理するものですが、我が家ではそこは飛ばしていきなり焼いて煮込んで作っています。

ゆで卵の殻を綺麗にむく方法

つるんと真っ白なゆで卵は美味しそうですよね。でもいざ殻を剥こうとしたら、白身が殻に引っ付いて表面が凸凹になってしまった‥‥‥なんてことありませんか?

ちょっとしたコツを使うと、ゆで卵の殻がつるんと綺麗に剥ける確率が上がります。(たまには失敗もありますが)

とても簡単なので、ぜひお試しください。

  1. まず、卵を茹でます。卵はとれたて新鮮なものよりも、少し日数が経ったものの方が皮が綺麗に剥けやすいようです。強火でグラグラさせると途中で破裂してしまったりするので弱火〜弱めの中火くらいの火加減がお勧めです。そして水を張ったボウルを用意します。
  2. お湯が沸騰したら卵を入れ、お好みの硬さに茹でます。(黄身が半熟なら8分程度、固茹でなら15分程度)
  3. 茹で上がったら急いで卵を水を張ったボウルに入れ急速に冷やし、尚且つ急いでボウルの角などに当ててたまごの殻にヒビを入れます。
  4. 水に浸けながら殻をむいていきます。

我が家ではいつもこの方法でゆで卵を作っています。たまに失敗しますが、大抵は綺麗につるんとしたゆで卵ができます。半熟ゆでたまごの殻を剥く場合は、身が柔らかく茹でた白身が割れやすいので、優しく慎重に扱ってください。