ごはん便り

身近に手に入る食材を使って、気軽に作れるおうちごはん

おべんとうの定番 だし巻き卵

お弁当の定番 だし巻き卵

たまご焼きがお弁当に入っているとホッとしますよね。我が家のたまご焼きは関西風のだし巻き卵。ふんわり柔らかく出汁の旨味がお口に広がってとっても美味しいです。だし巻き卵は冷めると水分が出やすいのですが、ちょっとのひと工夫で解決!お弁当にもオススメです。

材料(作りやすい分量)

  • 卵           2個
  • 麺つゆ(2倍濃縮)    大さじ1
  • 水           大さじ2
  • 片栗粉         小さじ1/3
  • サラダ油        適量

我が家は鉄製の卵焼き器を使っているので、濡れ布巾を使います。

作り方

  1. 卵をボウルに割り、軽くほぐしておく(サラサラになるまで溶きほぐしすぎるとコシがなくなってしまうので混ぜすぎには注意)

  2. 麺つゆ・水・片栗粉を混ぜ合わせ、①に加えて混ぜる。

  3. 卵焼き用のフライパンを中火で熱し、テフロン加工のものであればそのままサラダ油を全体になじませる。(キッチンペーパーを使って万遍なくなじませる)鉄のフライパンであれば煙が出るまで熱したら広げた濡れ布巾に数秒乗せてコンロに戻し、油をしっかりなじませる。(キッチンペーパーを使って万遍なくなじませる)
  4. フライパンは中火〜少し弱めの中火に調節(弱火で焼かない事)し、片栗粉が沈殿する為②を軽く混ぜ直して(決して混ぜ過ぎない事)約半量を注ぎ、(部分的に膨れてきたら菜箸でつついて潰す)少し固まってきたら奥から手前に折りたたんで行く。(部分的に切れても気にせずたたむ)
    ぷくっと膨れる箇所は箸でつついて平らにする。
  5. ④をフライパンの奥に移動させ、キッチンペーパーで油を再びなじませ、残りの卵液を軽く菜箸で混ぜ直して加え、少し固まってきたら、様子を見ながら奥から手前に巻いていく。
  6. 中まで火が通るように焦がさないように気をつけながら転がして火を通したら皿にあけ、お好みの幅に切っていただく。

だし巻き卵は水分を多く含んでいるので、焼き立てを頂くときはふんわり美味しいのですが、時間が経つと水分が出てしまう事があります。片栗粉を少量加えて焼くと、水分を保ち易くなるのでお弁当を作るときに是非お試しください。

溶き卵を混ぜすぎると卵液のコシがなくなり、シャバシャバの状態になってしまいます。錦糸卵を作る時や薄焼き卵を作る時はその状態にしてから焼きますが、たまご焼きを作るときは、白身と黄身が均一に混ざったらそれ以上は混ぜず、卵液にコシのある状態で焼来ましょう。

たまご焼きを焼く時は、弱火ではなく中火〜少し弱めの中火で焼きましょう。弱火でゆっくり焼くと固く仕上がってしまいます。初めのうちは焦がしてしまうかもしれませんが、慣れれば手早く焼けるようになります。

油をなじませる時はキッチンペーパーを使って、多めの油でフライパンに油をしっかりなじませます。