ごはん便り

身近に手に入る食材を使って、気軽に作れるおうちごはん

意外と簡単 千枚漬け

 

意外と簡単 千枚漬け

独特の蕪の風味と滑らかな舌触り、穏やかな酸味と甘みが特徴の千枚漬けは、京都を代表する漬け物のひとつ。一見難しそうですが、乳酸発酵させずに作るタイプなので、案外手軽に作れます。

材料(中サイズのカブ1個分)

  • 蕪(かぶ) 中サイズ1個 300g程度(皮を剥いて約180g)
  • ⭐︎米酢   大さじ2    
  • ⭐︎水    大さじ2
  • ⭐︎砂糖   大さじ1〜2     
  • ⭐︎塩    小さじ1/2    
  • ⭐︎出汁昆布 4cm程度
  • ⭐︎鷹の爪  1/2本

作り方

  1. 蕪は皮を厚めに剥き(皮の内側にしっかり目の筋があるため)、縦半分にカットして1mm程度の薄切りにする。出汁昆布は1cm幅にカットしておく。鷹の爪は種を取り除いておく。

  2. 保存用のポリ袋又はジッパー付きの袋に⭐︎印の調味料と薄切りにしたカブを加え、全体を馴染ませたら封をして冷蔵庫で保存する。30分〜1時間程度置いて蕪がしんなりしたら食べられるが、少し時間をおいたほうが全体が馴染んで美味しい。長期保存には向かないので2〜3日で食べ切るほうが良い。

蕪は皮の数ミリ下にしっかり目の繊維質の筋があるため、中サイズより大きめの蕪の場合、皮は厚めに剥いてから使います。小蕪を使う場合は筋が硬くないので剥かずにそのままスライスしても構いません。厚めに剥いた皮は、捨てずに繊維を断ち切るように斜め細切りにしてきんぴらにしたり、味噌汁やスープの具材にして美味しくいただけます。

蕪の皮とお揚げの味噌汁