ごはん便り

身近に手に入る食材を使って、気軽に作れるおうちごはん

ひじきの煮物

ひじきの煮物

ごくありふれたお惣菜の代表とも言えるひじきの煮物ですが、長時間水に浸けない・長く煮過ぎない、などいくつかのポイントを押さえると美味しく煮上げる事ができます。残った煮物は炊き立てご飯に混ぜたり、卵焼きに入れたりと、色々使えてとっても便利。加える具材も冷蔵庫の残り物でOKだから経済的ですね。醤油や砂糖はご自分で味を確かめながら調節して、自分好みのひじきの煮物を楽しんで下さいね。


材料(作りやすい分量)

  • ひじき(乾物)      1袋(13g)
  • れんこん         30g〜40g
  • にんじん         20g〜30g
  • スライス干し椎茸     3g〜4g(ホールの場合は1枚)
  • 油揚げ          1枚
  • サラダ油         小さじ1/2〜1
  • ⭐︎出汁          100ml
  • ⭐︎砂糖          小さじ2
  • ⭐︎醤油          大さじ1強
  • ⭐︎みりん         大さじ1

作り方

  1. ボウルにたっぷりの水をはり、ひじきを入れて20分程度漬けて戻し(長く浸けすぎない事)、軽く混ぜたら指でつまむようにしながらザルに移す。(小さな砂などが混ざらないようにするため)
  2. スライス干し椎茸は水につけて戻しておく(浸けた水は捨てずに取っておく)。蓮根は皮を剥いて薄切り又は7mm程度の角切りにし、水に数分浸けて水気を切っておく。人参は細切りにしておく。油揚げは食べやすく短冊にカットしておく。
  3. 鍋またはフライパンを中火で熱し、サラダ油を馴染ませたらレンコンとニンジンを加えて蓮根に軽く火が通るまで炒めたら①の水で戻したひじきを加えて更に炒める。
  4. ③に水で戻したスライス干し椎茸(戻した汁ごと加える)とカットした油揚げを加え、⭐︎印の調味料を加えて弱めの中火で5分〜10分程度、時々混ぜながら煮ていく
  5. 鍋底に煮汁が少し残るくらいまで煮詰めたら出来上がり。

ひじきを水に戻す時は、20度程度の水またはぬるま湯で戻してください。戻す時間は20分〜30分程度にしましょう。長い時間水に浸し過ぎると、柔らか苦なり過ぎて食感が悪くなってしまいます。

戻したひじきは硬い食材ではないので、長く煮る必要はありません。「弱火でコトコト」ではなく、弱めの中火で比較的短い時間で煮上げましょう。食材の食感も残って美味しく召し上がれます。

出汁を加えて煮ていますが、刻んだ竹輪などを加えれば旨みも出るので、出汁を水に変えても美味しく作れます。

ひじき以外の具材は、大根や蒸大豆、ごぼうにインゲンなど、お好みで加えてお楽しみください。