ごはん便り

身近に手に入る食材を使って、気軽に作れるおうちごはん

ほうれん草のガーリックソテー

ほうれん草のガーリックソテー

通常茹でてから料理に使うほうれん草ですが、茹でずに多めの油で炒めると滑らかでクリーミな舌触りが楽しめます。気になるアクはカットしてから水に数分浸けることで減らせます。肉料理などの付け合わせにもピッタリです。

材料(2人分)

  • ほうれん草     1把(200g程度)
  • にんにく      大きめひと片(10g程度)
  • オリーブ油     大さじ2
  • ハーブソルト    少々
  • 胡椒        少々

作り方

  1. ほうれん草は根元に包丁で切り込みを入れ、土などをたっぷりの水でしっかり洗い流す。4cm程度の長さのざく切りにし、ボウルにたっぷり水を張って3〜5分漬けてアク抜きをする。
  2. ニンニクはヘタと芯を取り除き、半分〜4等分にカットしておく。
  3. フライパンにオリーブ油とカットしたにんにくを入れ弱火にかける。ニンニクを弱火でじっくり炒め、香りが立ちうっすらと色づいてきたら一旦にんにくを取り出し、フライパンの火を少し強めて、水気を切ったほうれん草の軸を入れて炒める。軸が炒まってきたら葉も加え炒め、全体に火が通りツヤツヤになってきたら取り出しておいたニンニク・ハーブソルト・胡椒を適量ふり、器に盛り付ける。

ほうれん草には、「シュウ酸」と言われる「アク」が多く含まれています。これは苦味などえぐみの素で、摂りすぎると尿路結石の原因にもなるため、アク抜きをする必要があります。カットした生のほうれん草を数分水に浸ける事でもアクを減らすことができる為、本レシピではこの方法をご紹介しています。ただ、茹でる方法に比べて取り除けるアクの量は少なくなるので、結石の心配がある方は茹でてからご使用ください。

また、ほうれん草を油で炒めることで、油分が切り口に蓋をしアクの流出を防ぎ、エグ味を感じにくくなります。