ごはん便り

身近に手に入る食材を使って、気軽に作れるおうちごはん

チャプチェ

チャプチェ

彩りの良いチャプチェは、韓国ではお祝い事などの人の集まる時に出される宮廷料理。野菜がしっかり摂れてバランスが良く、甘辛味が美味しいご馳走です。食材ごとに調理をしていくので、多少手間はかかりますが、基本フライパン一つとボウルで作れます。

材料(2人〜3人分)

  • 牛薄切り肉      100g
  • 人参         50g
  • 玉ねぎ        100g(1/2個)
  • きのこ類(しめじ等) 70g〜80g
  • 豆苗         1袋
  • 干し椎茸       2〜3枚(スライス干し椎茸なら5g程度)
  • 乾燥糸こんにゃく*1          180g(戻した状態で)又は韓国春雨
  • ネギみじん切り    大さじ1
  • おろしにんにく    小さじ1/3+小さじ1/2
  • 塩          小さじ1/3
  • ごま油        小さじ2+小さじ1+小さじ2   
  • 醤油         大さじ1/2+小さじ1+小さじ2+大さじ3
  • 砂糖         大さじ1,5+小さじ1/2+小さじ2
  • 水あめ        大さじ1,5
  • すりごま       小さじ1+小さじ1
  • 胡椒         少々

作り方

  1. 干し椎茸は水で戻し、ホールなら細切りにしておく。(戻し汁は捨てない)人参・玉ねぎは細切りにしておく。きのこ類は石づきを取り除き小房に分けておく。豆苗は根元を切り落としサッと洗って半分の長さにカットしておく。牛肉は細切りにしておく。乾燥糸こんにゃくは熱湯に浸け戻しておく(韓国春雨を使う場合は商品袋の表示の通りに茹でておく)。
  2. きのこ類は大きめの耐熱容器に入れ、30秒〜40秒ほどレンジにかけ、塩小さじ1/3、ネギのみじん切り大さじ1、おろしニンニク小さじ1/3、ごま油小さじ2、すりごま小さじ1と豆苗を加え混ぜ合わせておく。
  3. フライパンを熱し、ごま油少々をなじませ、細切りにした人参と玉ねぎを順に加えて炒め、塩少々(分量外)を加えたら②に加える。
  4. 細切りにした牛肉に醤油大さじ1/2、砂糖小さじ1/2、ねぎのみじん切り大さじ1/2、おろしニンニク小さじ1/2、ごま油小さじ1、すりごま小さじ1、胡椒少々を加えよく混ぜる。水で戻しておいた干し椎茸は軽く水を絞り、醤油小さじ2、砂糖小さじ2、ごま油小さじ2を加え和えておく。
  5. 人参と玉ねぎを炒めた時に使用した③のフライパンを再び熱し、油を少量なじませ④の牛肉と干し椎茸を炒め、②のボウルに加える。

  6. ⑤で使用したフライパンに醤油大さじ3・砂糖大さじ1,5・水飴大さじ1,5を入れて火にかけ、とろみがつくまで加熱したら、熱湯で戻した乾燥糸こんにゃく又は茹でた韓国春雨(長ければ食べやすい長さに切っておく)を加えて炒り付け②のボウルに加える。
  7. 全ての材料を②のボウルに入れたら、綺麗に洗って消毒した(又は薄いゴム手袋をはめた)手で良く混ぜ、器に盛り付ける。好みでコチュジャンやキムチを添えて頂く。

本来チャプチェには韓国春雨を使いますが、我が家はゆるめの低糖質ダイエットを実践しているので、最近は韓国春雨の代わりに乾燥糸こんにゃくを使用しています。糖質ダイエットをしておられない方は、韓国春雨をご使用ください。韓国春雨が手に入らない場合は緑豆春雨をご使用ください。

豆苗の代わりに茹でこぼしたほうれん草を使っても美味しいく作れます。戻したキクラゲを牛肉と一緒に炒めて加えるのも栄養満点でオススメです。

糸こんにゃくについて

我が家では、糸こんにゃくは乾燥糸こんにゃく「ぷるんぷあん」をよく使います。長期保存品なので常備しておけば糸こんにゃくの買い忘れで困ることもありません。通常の糸こんにゃくに比べるとサクッとした歯ごたえで、いわゆる「こんにゃくの臭い」はほぼしません。適度な長さにカットされていて、熱湯で戻すだけで使えるので、常備しておくととっても便利です。

25gづつ小分けになっています。湯戻しすると右の写真の様にふっくら戻ります。

*1:ぷるんぷあんの乾燥糸こんにゃくを使用