筍が店頭に並ぶシーズンになりましたね。先日、よく立ち寄るお店で「爆速 たけのこを15分でアク抜きする方法」という手描きのコトポップを発見しました。たけのこと言えば以前ご紹介しましたが、米糠と唐辛子を入れたたっぷりの水で1時間ほど茹で、茹で汁に浸けたまま一晩冷ましてから使うもの。それを15分でアク抜きとは驚きです。
「カメラで撮って一度家でやってみて下さい!」と書いてあるのでパチリ。早速チャレンジしたところ、薄く塩味もついて、これが普通に美味しい!微かに舌に苦味を感じる気もしますが、これは従来通り作っても感じることがあもの。たけのこの鮮度や育ち具合によっても変わってくるので比較は難しい。という事で、時短で出来るアク抜き法「爆速 たけのこを15分でアク抜きする方法」是非一度お試し下さい。
材料(作りやすい分量)
- たけのこ 1〜2本(皮ごとで600g前後)
- 水 1000ml(1リットル)
- 粗塩 10g(水の量の1%)
作り方
- 筍(たけのこ)は皮を剥いて食べやすい大きさにカットする。
- 大きめの鍋に水と塩を入れ火にかけ、沸騰したら①を加えて中火で10分茹でる。
- 茹で上がったら素早く湯を切り、流水に5分さらす。
保存する時は、保存容器に入れ、かぶるくらいたっぷり水を張って冷蔵庫で保管する。
今回は出始めの少し小ぶりな筍を使って茹でています。大きなものであれば茹で時間を調整してみて下さい。
おすすめの保存法
アク抜きをしたたけのこは水を張った容器に入れるのが一般的な保存法ですが、たっぷりの出汁で煮含めて保存する方法もあります。下味がつくのでいろんな料理にアレンジがし易く美味しく召し上がれます。
たけのこの含め煮
材料(作りやすい分量)
- アク抜き後のたけのこ 1本〜2本
- 出汁 400ml
- 醤油(あれば薄口) 小さじ1,5〜2
- みりん 小さじ1,5〜2
- 酒 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 塩 小さじ1/3
作り方
- アク抜きをした後のたけのことその他の材料の全てを鍋に入れて火にかけ、コトコト15分程度煮てたけのこを煮含める。
- 15分煮たらそのまま冷まして味を染み込ませる。保存する時は保存容器に出汁ごと移し、出汁につけたまま保存する。
たけのこに下味がついているので、いろんな料理にアレンジしても美味しく味が決まります。たけのこご飯や土佐煮などには煮含めた出汁ごと使えるので便利です。天ぷらなどは塩だけで美味しく召し上がれますよ。