ごはん便り

身近に手に入る食材を使って、気軽に作れるおうちごはん

牛肉と玉ねぎの白ワイン煮

牛肉と玉ねぎをさっと炒めたら、たっぷりの白ワインでコトコト煮込みます。お買い得のお肉も白ワインのチカラでほろっと柔らか。とろとろに煮えた玉ねぎと頬張ると、何とも幸せな気分になります。飲みきれず残ってしまった白ワインなどがあればぜひお試しください。

材料(2人〜3人分)

  • 牛肉シチュー用  300g〜400g(厚切りステーキ肉で代用可)
  • 玉ねぎ      大きめ1個分(300g程度)
  • 人参       1本(100g〜150g)
  • にんにく     2〜3片
  • きのこ類     50g〜80g
  • セロリ(あれば) 10cm程度
  • インゲン     30g〜40g(7〜10本)
  • ベーコン     70g程度
  • ローリエ     1枚
  • 白ワイン     300ml
  • 固形コンソメ   1個
  • 塩コショウ    少々   
  • オリーブ油    少々    
  • 粒マスタード   お好みの量     

作り方

  1. 牛肉は塩コショウをまぶし白ワイン大さじ2〜3を加え揉み込んでおく。(塊肉であればひとくち大にカットし塩胡椒と白ワインを振る)ベーコンは1cm程度にカットしておく。玉ねぎは1cm程度の幅にカット、人参は食べやすい大きさにカットしておく。セロリは筋を取り除いて小口切り、きのこ類は石突きを取り除き小房に分けておく。ニンニクは縦半分にカットし芯を取り除いておく。
  2. 鍋にオリーブ油を適量馴染ませてニンニクを加えて弱火にかけ、ニンニクの香りが立ってきたら牛肉を加え、全体にこんがり焼き色がつくまで焼き付ける。
  3. ②に玉ねぎとベーコンを加え炒める。玉ねぎがしんなりしてきたらセロリ・ローリエ・白ワイン・固形コンソメを加えて強火にかける。沸騰してきたら蓋をし弱火で40分〜1時間程度、牛肉が柔らかくなるまで煮込む。煮込んでいる間にインゲンのヘタを切り落としスジがあれば取り除き、5cm程度にカットしておく。
  4. 牛肉が柔らかくなってきたら人参を加え、人参が柔らかくなるまで10分〜15分煮込み、きのこ類とインゲンも加えてひと煮して塩コショウで味を整え、粒マスタードを添えていただく。

牛肉は、霜降りの国産牛を使うともちろん美味しいのですが、お買い得価格の輸入牛肉でもたっぷりの白ワインで煮込むと柔らかく美味しくいただけますよ。輸入牛肉は赤身が多いので栄養的にもおすすめです。

何故か我が家には、20年以上前のかなり古めの白ワインが何本もあります。赤ワインであれば古くてもそれなりに美味しく飲めるのでしょうが、古い白ワインはそのまま飲むには味的にちょっと厳しい。開けようとすると、途中でコルクが崩壊して瓶の中に落ちてしまいます。もったいないので、仕方なく茶漉しで漉しながら日々料理に使っています。本日ご紹介したレシピも、そういった古い白ワインを沢山使いたい!と生まれたものです。