材料(2人分)
- 鶏手羽先・手羽元 10本程度(500g〜600g)
ブライン液(ブライン液とは 下記参照*1)
- にんにのくスライス ひとかけ分
- ローリエ 1枚
- オレガノ 小さじ1/4〜1/3程度
- 胡椒 少々
- レモンの皮すりおろし(あれば) 1/2個分
- 水 200ml
- 塩 小さじ1
- 砂糖 小さじ1
作り方
- 鶏の手羽先は、手羽はしが付いているものを使う場合は、爪のように出ている部分はキッチンバサミなどで切っておく。(爪の部分が当たってビニール袋が破れやすい為)
- ビニール袋又はジップロックに手羽先・手羽元以外の全ての材料を入れ、塩と砂糖が溶けたら鶏手羽肉を入れて空気を抜くように口を縛り、冷蔵庫で6時間〜ひと晩寝かせる。
- 焼き始める前に、オーブンであれば200度に余熱をかけておく。オーブントースターもあらかじめ加熱して余熱をかけておく。
- ②の水気を切ってキッチンペーパーで拭き取り、オリーブ油少量(分量外)ををまぶし付け、クッキングシート又は油を塗ったアルミ箔を敷いた天板に並べ、200度で25分〜30分程度、こんがりきつね色になるまで焼く。(オーブントースターで焼く場合は途中で焦げ過ぎないように気をつけ、必要であれば途中アルミ箔を掛けて焼く。)途中、鶏肉から油がたっぷり出たら、刷毛で塗るかスプーンですくって肉にかけると艶が出て美味しそうに焼きあがります。
- きつね色に焼き上がったら、お好みの付け合わせと共に盛り付ける。
焼いた天板には旨味の素である肉汁がこびり付いています。時間があれば、そのまま洗い流したり捨てたりせずに、熱湯を少量加えてふやかし、ヘラでこそげて、少量のバターや塩胡椒で味を整えると、いわゆるグレービーソースになります。お肉にかけたり、付け合せのマッシュポテトに掛けて楽しめますよ。次で紹介するスープに加えても美味しくいただけます。
残った骨で作る美味しいスープ
骨つき肉を頂いた後に必ず残ってしまう骨、そのまま捨てるなんてもったいない!骨にはまだ旨味がたっぷり残っています。コトコトッと煮て美味しいスープにしていただきましょう!
- 鍋に食べ終わった骨と水をかぶるくらい入れ、蓋をしてコトコトと弱火で20分程度煮る。
- 別の鍋に①をざるで漉しながら入れ、キャベツや人参・きのこ類など、お好みの具材を加えて具材が柔らかくなるまで煮る。味を見て足りなければコンソメ又は塩を少々足し、胡椒を振って出来上がり。
*1:
ブライン法と言い、水・塩・砂糖を混ぜ合わせた液体に肉を漬け込む方法です。欧米では昔から、肉や魚を美味しく保存する方法として、ブライン液に漬け込むという方法が取られていて、「魔法の水」とも呼ばれています。