ごはん便り

身近に手に入る食材を使って、気軽に作れるおうちごはん

小麦粉不使用 さつま芋ケーキ

小麦粉不使用 さつま芋ケーキ

皆さんもよく作るスイートポテトは、さつま芋・バター・砂糖・生クリーム・卵黄を混ぜ合わせて作りますよね。残った卵白はどうしていますか?捨てる?それとも冷凍保存?扱いに困ったりしませんか? そんな時、残った卵白に砂糖を足して、泡立て機で泡立て作ったメレンゲをスイートポテトの材料に加えて焼くと、あらびっくり!さつまいもとバターの風味が香る、素朴だけどふんわりとした口当たりの美味しいケーキになるんです。

材料(15cmの焼き型1台分)

  • さつま芋A        350g〜400g(正味)
  • バター         40g
  • 砂糖          70g
  • 牛乳又は生クリーム   50ml
  • 卵           2個
  • ホイップした生クリーム お好みで

トッピング用

  1. さつま芋B        中サイズ1本(300g程度) 
  2. バター         15g
  3. 砂糖          大さじ1〜2

作り方

  1. さつまいもAは厚めに皮をむいて3〜4cm幅にカット、さつまいもBは皮付きのまま1cm角のサイコロ状にカットし、それぞれたっぷりの水に10分程度浸してアクを取っておく。卵は黄身と白身に分けておく。(白身に卵黄が混ざると泡立たないので生卵を割る時は黄身が破れないように気を付けて割る)
  2. ①のさつまいもAは水から上げて鍋に入れ、新しい水をひたひたに加えて柔らかくなるまで煮る。さつまいもBは水分を拭き取り、熱したフライパンにバターと共に加えてソテーする。バターが回ってツヤツヤになってきたら砂糖を加え(さつまいもの甘さによって砂糖の量は調節する)煮からめて火を止める。
  3. さつまいもAが柔らかくなったら湯を捨ててさつま芋をマッシャーで潰し、熱いうちにバター・砂糖の1/3量・牛乳又は生クリームの順に加えよく混ぜる。だいぶ温度が下がってきたら卵の黄身を加え混ぜる。

  4. 大きめのボウルに白身(卵白)を入れ、残りの砂糖からスプーン1 杯程度加えて泡立て機でざっと泡が立ち始めるまで泡立てる。

    砂糖をスプーン1杯加え泡立てる

  5. 卵白が泡で白っぽくなって来たら、残りの砂糖を2〜3回に分けて加えその都度泡立て器で泡立て、メレンゲを作る。(ホイッパーを持ち上げると軽くつのがお辞儀するくらいまで泡立てる)オーブンは180度の余熱をかけておく。

    砂糖を加えて泡だて始めの状態         しっかり泡立った状態

  6. ③の潰してバター・牛乳・卵黄と混ぜ合わせたさつま芋に⑤のメレンゲの1/3をすくって加え、ざっと混ぜる。さらに1/3を加え混ぜたら、全てを⑤のメレンゲのボウルに戻し、残ったメレンゲと混ぜ合わせる。(3回目は泡を潰さないように混ぜすぎないよう注意する)
    さつま芋とメレンゲを3回に分けて混ぜ合わせることで泡を潰さずふんわり生地に!

  7. 焼き型に紙を敷いて、⑥を流し入れ、表面を平らにしたら、

    トッピングを乗せずこのまま焼いても美味しい。

    トッピング用にソテーしたさつまいもを散らし、180度のオーブンで30分〜45分焼く。(中心部分に竹串を刺してみて何もついてこなければ焼き上がり)

    焼きあがったら型に入れたまま冷まし、ある程度冷めてから取り出す。お好みで生クリームのホイップを添える。

卵白のメレンゲは油分があると泡立ちません。ですから、黄身と白身を分ける時は、黄身が混ざらない様気を付けて割りましょう。また、ボウルや泡立て器、ゴムベラにバターや生クリームなどの油分が付いていると泡立たなくなりますので、卵白を泡立てる時は、事前に器具に油脂が付着していないか確認しましょう。

卵白は保存が効くのをご存知ですか?卵黄は新鮮さが命なのですぐに使って頂きたいのですが、卵白は割って黄身と分けてから冷蔵してしばらく保存しておく事も、冷凍保存することも出来ます。使う時は自然解凍してメレンゲなどにして焼き菓子などにお使いください。我が家ではお好み焼きの卵が足りない時に足して使うこともあります。