材料(2人分)
- 丁字麩 6個(すき焼き麩の場合は10〜14個)
- きのこ類 30g〜50g
- インゲン 20g〜30g(8〜10本程度)
- ⭐︎出汁 200ml
- ⭐︎酒 大さじ1
- ⭐︎みりん 大さじ1
- ⭐︎醤油 大さじ1
- ⭐︎砂糖 小さじ1,5
- 水溶き片栗粉 片栗粉大さじ1+水大さじ1を合わせた物
作り方
- お麩はたっぷりの水につけて柔らかくしておく。(丁字麩や車麩を使う場合は戻してから食べやすい大きさにカットしておく。)
- きのこ類は石づきを取り除き小房に分けておく。隠元(いんげん)はヘタを取り除き食べやすい長さにカットしておく。
- 鍋に⭐︎印の調味料を入れて中火にかけ、①の戻したお麩を水気を軽く絞って加え、きのこ類も加えて蓋をして火を弱め1分程度煮立たせ、インゲンも加え蓋をして更に1〜2分煮る。インゲンが柔らかくなったら水溶き片栗粉を様子を見ながら少しづつ加え混ぜ、ゆるくとろみが付いたら火を止め器に盛り付ける。
料理写真では丁字麩を使用しています。以前、丁字麩と大根を煮てとろみをつけたレシピをご紹介しましたが、それをほぼ丁字麩だけで作った簡単手抜き版です。丁字麩ときのこ、インゲンといった火通りの良い具材で作るので、比較的短時間で出来上がります。
滋賀県特産の丁字麩は、モチモチとした食感に滑らかな口当たりのとても美味しいお麩です。形は長方形ですが、普通のお麩と同じように使えます。滋賀県のスーパーマーケットでは普通に売られているので、訪れる機会があれば是非お試しください。
丁字麩は一般的な麩と違い長方形をしています。一説によるとこれは近江八幡を治めていた豊臣秀吉の甥の豊臣秀次公が、栄養豊富な麩を戦時の兵糧として活用する為、持ち運びやすい長方形にするよう命じたとも言われています。