ごはん便り

身近に手に入る食材を使って、気軽に作れるおうちごはん

おせちをリメイク 栗きんとんケーキ

おせちをリメイク 栗きんとんケーキ

そのまま食べても美味しい栗きんとんに卵黄とバター、メレンゲを加えてこんがり焼きました。卵黄のコクとバターの風味にメレンゲのふんわり感が加わって絶品!栗の甘露煮や黒豆が良いアクセントになっています。底生地に使用しているカンパンやクラッカーのリメイクレシピとしてもオススメ。


材料(15cmのケーキ型 1台分)

  • 栗きんとん       300g〜400g
  • 卵           2個
  • バター         40g+40g 
  • 砂糖          10g
  • カンパン又はクラッカー 60g〜80g
  • メープルシロップ    大さじ1〜2(又はハチミツ)
  • 黒豆(あれば)     適量
  • ホイップした生クリーム お好みで      
用意するもの
  • フードプロセッサー又は厚手のビニール袋と麺棒か丈夫な瓶
  • 大きめのボウル 2個程度(水分・油分がないように洗浄して拭き取ったもの)
  • ホイッパー
  • ゴムベラ
  • 15cmのケーキ型
  • バターを溶かす耐熱容器
  • 使い捨てのクッキングシート又は更紙

作り方

    1. ケーキ型の側面にバターを(分量外)薄く塗り、底にはクッキングシート更紙を敷く。卵を卵白と卵黄に分けておく。
    1. カンパン又はクラッカーをフードプロセッサーに入れ、数回まわして粉々にし、バター40gも加えてフードプロセッサーを数回まわしてバターを混ぜ込み、メープルシロップ又は蜂蜜も加えて混ぜる。(又は厚めの袋に入れて麺棒や瓶の底などで叩いて粉々にし、ボウルに移してバターとメープルシロップ又は蜂蜜を加える)これを①に敷き詰め、スプーンなどで上から押して固める。
    2. 栗きんとんから栗の甘露煮を取り出し、栗とペースト状のさつま芋に分け、ペースト状のさつまいもは600wの電子レンジに1分〜2分かけ温めておく。(柔らかくなり扱いやすい)取り出した栗きんとんは、大きければ食べやすい大きさにカットしておく。
    3. バター40gを器に入れ、500wの電子レンジで20秒ずつ数回かけて溶かし(かけ過ぎると爆発したように沸騰することがあるので注意)③に加えてゴムベラでよく混ぜ、卵黄も加えてよく混ぜる。
    4. 大きめのボウルに卵白(白身)を入れ、ホイッパーで軽く泡立ててから砂糖を加え、更にしっかり泡立てメレンゲを作る。

      砂糖を加えて泡だて始めの状態         しっかり泡立った状態

    5. ツノが立つくらい泡立てられたら、メレンゲの1/3量をすくって④に加え、ざっと混ぜる。さらに1/3を加え混ぜたら、全てを⑤のメレンゲのボウルに戻し、残ったメレンゲと混ぜ合わせる。(3回目は泡を潰さないように混ぜすぎないよう注意する)

       

      さつま芋とメレンゲを3回に分けて加えることで、メレンゲの泡を潰さず混ぜることが出来ます。

    6. ②の型に⑥を流し入れ平にならし、取り分けておいた栗の甘露煮と黒豆(あれば)をちらし入れ、

      180度のオーブンで30分〜45分程度焼く。(途中きつね色に色付いてきたら170度に下げる)中心部分に竹串を刺してみて何もついてこなければ焼き上がり。
    7. 焼きあがったら型に入れたまま冷まし、ある程度冷めてから取り出す。お好みで生クリームのホイップを添える。

卵白のメレンゲは油分があると泡立ちません。ですから、黄身と白身を分ける時は、黄身が混ざらない様気を付けて割りましょう。また、ボウルや泡立て器、ゴムベラにバターや生クリームなどの油分が付いていると泡立たなくなりますので、卵白を泡立てる時は、事前に器具に油脂が付着していないか確認しましょう。

以前ご紹介した「さつま芋ケーキ」を元に、栗きんとんを使ってアレンジしています。栗きんとんには既に砂糖とシロップが含まれているので、「さつま芋ケーキ」で加えていた牛乳又は生クリームは使わず、砂糖もメレンゲを泡立てる為に必要な最低限の量しか使っていません。十分に甘いので、ホイップを添えて召し上がる場合、砂糖を加えず泡立てたホイップを添えてお召し上がりください。

カンパン又はクラッカーで底生地を作っていますが、この底生地は省いても美味しく作れます。食べきれず残ったカンパンやクラッカーがあれば是非お試しください。