ごはん便り

身近に手に入る食材を使って、気軽に作れるおうちごはん

うすいえんどうのポタージュ

うすいえんどうのポタージュ

我が家では春になると毎年頂くことの多いえんどう豆。でもうちの子供達はえんどう豆が大の苦手で、豆ご飯などは絶対に食べてくれません。噛んだ時のパサパサ感がイヤなんだとか。それならと、ポタージュにしてみたら大成功!文句も言わず食べてくれました。懐かしい思い出のヒトサラ。捨ててしまいがちなエンドウ豆の鞘の活用法も必見です。

材料(2人〜3人分)

  • うすいえんどう豆(鞘ごと)    200g〜300g(正味80g〜150g程度)
  • 玉ねぎ              50g
  • じゃがいも            100g〜120g
  • 固形ブイヨン           1個
  • バター              5g
  • 水                200g
  • 牛乳               150g程度

作り方

  1. えんどう豆は鞘から取り出しておく。豆を外した後の鞘はサッと洗って水200mlと共に鍋に入れ、蓋をして5分程度煮ておく。(冷凍のグリンピースを使う場合は鞘を煮る工程は不要)
  2. 玉ねぎは皮をむいて薄切り、じゃがいもは洗って皮をむき、5mm程度の薄切りにしておく。
  3. 鍋を弱火で熱し、バターと玉ねぎを加えて焦がさないように気をつけながら炒める。玉ねぎが透明になったらじゃがいもも加えサッと炒め、①の鞘を煮た汁を漉しながら加え(冷凍のグリンピースを使う場合は同量の水を加える)、固形ブイヨンも加えてじゃがいもが柔らかくなるまで10分程度煮る。
  4. ③のじゃがいもが柔らかくなってきたら①の鞘から外したうすいえんどう豆を加え、蓋をして5分程度、えんどう豆が柔らかくなるまで煮る。
  5. えんどう豆とじゃがいもが柔らかく煮えたら粗熱をとり、フードプロセッサーにかけ滑らかなペースト状にする。(バーミックスを使用する場合は熱いままで攪拌しても良い)
  6. ⑤に丁度よい濃度になるように牛乳を加え混ぜ、塩コショウで味を整え、夏場であればそのまま冷やして、それ以外の季節であれば温め直して器に注ぎ頂く。

えんどう豆の鞘は捨ててしまう方が多いのではと思いますが、鞘の部分にも風味と甘み・旨みが詰まっています。水で煮出すと美味しいベジブロスになるので、捨ててしまう前にちょっとひと手間かけて活用してみてはいかがですか?

うすいえんどう豆が沢山手に入った場合は、じゃがいもは入れずに、えんどう豆と玉ねぎだけで作ると、さらに豆の風味がしっかり感じられるポタージュになりますよ。

うすいえんどうは生のまま冷凍もできます。使うときは凍ったまま鍋に加えて調理して下さい。